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俺は昔からこれを考えるのが苦手だった。
考えないわけじゃない、考えても当たらないのである。
「お前は本当に他人からなんと思われようと気に留めない性質だな」と評されることもあるが、それは違う。
本体は結構気にしていたのである。
だが考えても皆目見当違いな予想ばかり立ててしまうようなので、いつの間にか諦め癖がついてしまったのだ。これは良くなかった

先日もそんなことがあった。
岩本町のエッグマンでお客さんで話しかけてくれた人がいたんだが、初見は俺はすげえ気難しい印象だったらしい(が話してみるとそんな感じではなかったとの旨だった。)
実は意外だった。
まー付き合いがある程度長い人からは「貴様は頑固だ」とよく言われるから確かにその通りかもしれん。
でも第一印象がそうだってのは意外だった。
う~~む、最近MCではアホみたいなこと言って空気を紛らわそうとしてるんだけどなあ。
それに俺としてはあんま堅苦しい音楽みたいに捉えてほしくなくて、ただ肩の力を抜いてボケ~っと聴いてくれるのがありがたい。
「姉ヶ崎ブルース」なんか、笑ってくれたりすりゃ望外の幸福だ。てかあの曲はコミックソングだからな。
もちろん曲によっては聴きこむ要素も入れてるしシリアスなテーマもあるが、まずは BGM 的に聞き流せることが大前提でありたいと思っている。

うむ、ここまで書いて気付いたけど俺のレパートリーはまだまだそういう感じが少ないな。と気づいた。
なんとかせねばだめだな。

明日というか今日は初台 WALL で川本さんの誕生日前夜祭に出ます。

10/6(火)
WALL presents
初台オープンマイクショウ
カワモトリョウ生誕前夜祭!

カワモトリョウ(RUBE RACIES/東京ジャンキーズ)
RUBE RACIES
シンイチ(はいから)
ミキ(MARINE BLUE)
スーザン(黄金狂時代)
スーパームチオ(はう)
韮(アコースティック)
カズヤ(RUIN/FIREBIRDGASS)
ポコンチ斉藤
平成虎吉
かずお爆弾(BOOViES/韮)
OPEN 18:00
TICKET 1,000円(2ドリンク付き)

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俺が十代の頃、ロックは生き方だ!と何度今まで言ってしまったことだろうか。
そういって自分を奮い立たせることで良い曲が作れるなら結果オーライだが、俺はあまり成果を得ることができなかった。
あのときの自分の曲はダサいものばかりだ。

まあ社会通念としてロック=ワイルド、破天荒、不良 だとすると、事実めちゃくちゃヤンキーでジャンキーなミュージシャンってのは世の中に沢山いるわけだが、そういう人たちの作る音楽がいつも最高にカッコイイかって考えたら、正直言って俺は違うと思っている。
一方でサザンみたいに名門私立大学のサークル出身のバンドもあるが、よほどロックだしソウルではないか。まあ、当たり前か。。

結局のところ日常の素行と音楽にはあまり関連がないのだ、というのが俺の現行の持論である。
音楽が思想を育てるということは確かにある。だが思想が音楽を作るかといったら、微妙。。順番が錯誤していると思う。

ロックを聴いて不良になる奴はいるだろうが、不良がロックをやれるとは限らない。
もしその順序でロックンロールのセンスが発揮できるなら、過保護のおぼっちゃまだったとしても十分発揮できるんじゃないだろうか。
だから精神論やキャッチフレーズや、上みたいな社会通念が必要以上に先行するのは音楽の堕落を引き起こしかねない。
やはり音楽ありきなのだ。
ヒンドゥー教の教えに「ナーダ ブラフマー = 世界は音なり」という言葉があるらしいのだが、よくこの言葉が脳裏を過る。

いや、音楽だけじゃないのかもしれない。芸人でも格闘家でもそうじゃないだろうか。
破天荒だったり元ヤン出身の人、たとえば横山やすしとか、辰吉丈一郎とかのような人があまりにも世の中には強い印象を与えるもんだからそういうイメージがステレオタイプ化してしまうのだ。
でも実際よく見つめ直してほしい。いじめられっ子だったけどチャンピオンになった人もいるわけだし、酒が一滴も呑めないM1チャンピオンもいるわけである。
ロックンローラーのイメージってやつも同じことが言えるだろう。
それに縛られてるのって、、確かに魅力的なのだが、やっぱ俺の経験上あまりメリットがないんだよな。

かつて俺の旧い友人が
「だからロックって言葉嫌いなんだよ」
って言ってた。
俺はガキの頃からチャックベリーやビートルズやAC/DC 、いわゆるロックンロール、不良の音楽ってやつに憧れて育ったもんだから、そんときは反発してしまった。
「小洒落やがって!ロッキンポが!」と思ってた。
俺の世代だとエモとか下北系のなんちゃらが流行っていたのもあってその反動で一層俺の精神論先行は加速していったのである。

でも、今ではアイツの言葉の意味がよくわかるぜ。。

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ここ最近考えていたことを書こう

実は音楽ってのはあまり勉強しないほうがいい気がする。
あんま手本が多すぎると何作っても誰かのメロディに似てる気がして気に入らなかったり、「普通こういうのはあり得ないからこうしよう」とか「これが王道だからああしよう」とか足枷ばかりである。

よくよく考えてみれば沢山音楽を知っていても好い曲が作れるとは限らない。
俺は、昔の、50,60年代のまあ海外のR&Bとかモータウンとかが好きなんだが、実際あの人たちより俺ら世代のほうがはるかにリスナーとしての経験値は豊富なはずなのです。
この数十年の蓄積がデータベースとして利用できるわけだし、TSUTAYA も youtube も何から何までそろっていて音楽で飽和している時代だ。
だが、ではあの時代の人たちに勝るメロディを生み出せる人間が果たして何人いるか、と考えると、滅多にいるもんじゃない。
それはメジャーのアーティスト同士を比べてもそんな気がする。
こういうことを言うのは、懐古主義じみていて厭なのだが、かつての stand by me や when a man loves a woman みたいに、何十年も先でも歌われているだろうなってメロディが現行のヒットチャートにどれだけあるのか疑問である。
「ない!」とまでは言わないが、そのレベルの名曲が占める割合が向上しているとは思えない。音楽のデータベースは遥かに進歩しているのにも拘わらずだ
結局、名曲、名手の割合ってのはどの時代も一定なんじゃないかな。
俺はやはり、リスナーとしての経験ってのはある一定のレベルに達すると、それ以上は創作力に影響をほとんど与えないものと思う。
既にベテランのボクサーが縄跳びやパンチングボールやりまくって強くなるかって言ったら全然ならないのと同じである。

俺自身の経験からもそんな気がする。
高校二年のときに作った曲とか、、あの当時はメタルもパンクもよくわかってなかったんだけど、なんかできた曲があってそれが未だに自分では気に入ってるんだよな。
まあブラックサバスの影響ブリバリではあるけどよ。
でもそれなりに自由に曲を作っていたと思う。

段々色んな音楽知るにつれてあーだこーだ考えるようになっちゃって何やっても2番、3番煎じになっちまった感があるな。
要は聴いてて心地よい音楽さえつくれりゃいいんだから、そういう空手の型みたいなものは無用なのである。

でも、、、そういう体裁自体が気持ちよくなってきたりもするんだよな。様式美というやつか。
「うおお~~xxxみたいだぜ」「xxx海岸系っぽいぜ」とかね。実際自分の好きなアーティストの影響を受け継いだ曲が作れるってのは、一種の矜持でもあるのだ。

でもな~それ自体が目的になっちゃあなんか行き止まりなんだよな。
ハードロックもパンクもハードコアもなんかもうやりつくされてる感がある。
「貴様ごときに何がわかる!」とか「貴様に言われんでもわかってるわい」って言われるかもしんないけど、事実そう感じるからしょうがない。
なんかもうジャンルだのなんだのにこだわってちゃダメだな。
自分が良いと思う音楽をやんなきゃ。
焼きまわしが絶対ダメとは言わんけど、俺が本当に好きだった音楽ってのはこういうんじゃない!
beatles も jimi hendrix も janis joplin ももっと型にとらわれていない音楽ではないか。
俺は焼きまわしにはならんぞい

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今日は反省点の多いライブだった。
この5歳からピアノを始め15歳からバンドを始めて散々多くのステージを踏んだこの俺様がアガるとはな。。。
よく芸人がネタが飛んだっていうけどあの気持ち俺は今までわからなかった。
だが今日という今日思い知ったぜ。。。
ああいうことを言うんだな
mjで頭ん中真っ白になった。
なんであんなに緊張したんだろう
やっぱ多少慣れないとだめだな。。

ってか喉が途中で枯れた。なぜだ!!酒とか一滴も呑んでないのにな。
永年ボーカルやってたし、カラオケで一晩中とか余裕でのどの耐久力には多少なりとも自信があったはずなのだが。。。
この・・・・この俺様がああっ!!!!
いんや~~アコースティックって難しいね
逆にギターひずませんのがどんだけ楽なことか
今更何言ってんのって話だけどな

でも僅かながら来てくれた方には本当に感謝
進化していきますのでこれに懲りずお越しください。。&お呼びください

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酒鬼薔薇聖斗が本を出すというか、出したらしい。
twitter がきっかけで知った。いろいろ調べるとどうやら本当のようだ。
内容について全くわからないからアレだけどかなり激しいバッシングを受けているようだ。
兵庫県明石市市長ですら「遺族を傷つける行為」と糾弾し、図書館や書店に置かないことをすすめているほどらしい。
極めて異例の事態である。

確かに。。自分の犯行を種にして金儲けしてる構図は癪だし、何より遺族の心境を想像すれば許されざる行為である。
それには反対しない。
それはそのとおりなんだけど・・・それだけでいいのか?って疑念が、俺には脳裏に焼き付いて消えないのだ。

実を言えば、俺はここまでのバッシングが起こることが意外だった。
みんな興味持たないのだろうか?と
俺はハッキリ言おう。読みたいって思った。
何故普通の家庭に育った少年が、あんな凶悪事件を起こしめたのか知りたかった。
何故人間はそうなってしまうのか、そんな欲望を幼いころから持ち得るのか、俺は知りたかったんだ。
それには本人の証言というのは極めて重要である。
勿論そんな価値などないただ徒に遺族の心境を逆撫でするだけの内容なのかもしれないが・・・それは読まなければわからないことであって、興味を持つこと自体は間違っていないはずだ。



念のため断っておくが・・・俺は犯罪者に肩入れする気は毛頭ない。
少年犯罪についても例外ではない。
死刑廃止論者でもないし、寧ろ犯罪者がたとえ小学生だろうと、反省の色がなければとっとと死刑なりなんなりで抹殺したほうが世のためであるとすら考えている。

だが、そんな俺でも彼らの証言というのは無視することには躊躇せざるを得ない。
俺は犯罪者の証言は、特にこのような猟奇殺人に於いては重大であり、研究するべきだと思うのだ。
たとえば宮崎勤に関する本とか、鑑定書の内容とか読めるようになっているが、俺は絶大な興味を以てそれを読んだ。
時にははらわたが煮えくり返るの如き思いで読んだ。
なんて自己中心的、反社会的なクソヤロウなんだ。こんなやつとっとと死刑にしやがれと
でもどうしてそんなモンスターが生まれてしまったのか知りたかった。
どんな病理があるのか、未然に防ぐ手立てがなかったのか、犯行に及ぶ前になんらかの凶兆はなかったものか、と
そしてそれらが精神医学、発達心理学的に極めて重大であることを知った。

確かにこれは、本人が執筆したものではないし、今回のサカキバラと単純に比較はできない。
だが俺は犯罪者の供述は無視するべきではない、ということを重ねて強調したい。
特にこういった異常なケースにおいては希少である。

話が飛躍するようだが、、サド侯爵が牢獄で書いた小説などは、フィクションであることが唯一の救いというほどおぞましいこと夥しい内容だった。
この世で思いつく限りの背徳のすべてを結集したと言わんばかりの、醜悪を窮めた作品である。
だがあれが世に出なければ、サディズムという言葉すら生まれていない。
こういった類の禁書はしばしば人間とはなんたるかを仄めかすことがある。

話を戻そう。
学者でもない素人の我々にその証言が学術的に価値があるのか、その妥当性を評価することは難しい。
でも決して我々に無関係な話題ではない。
こういう事件にいつ自分が、自分の子供が巻き込まれるか、その可能性は誰にでも平等にある。
否、自分の子供がこういった犯罪に手を染める恐れだって平等にあるのだ。
もしも自分の子供が小動物を殺傷していたらどう叱ればいい・・・?普通に育てていたはずなのに。
ひっぱたいて躾けりゃそれで済むほど単純な話ではないはずだ。
ヒントが、彼らの告白に隠されているかもしれない。
そう思うと俺はどうしても、斯る本の出版を鬼畜の所業と切り捨てるわけにはいかないのだ。

こんな本を執筆して、しかも本名も出さずに一体どういうつもりなのか、疑問である。
本当に反省しているのか・・・反省しているならビジネスにするなと、俺だって思う。
糾弾されて然るべきであって、非難するのは正しい。至極正しい。
だがそんな本でも読まずして「読むべからず」と裁断するのは早計ではないだろうか?

かくして社会が元少年Aの告白を黙殺するのであれば、第二第三の酒鬼薔薇聖斗が現れるのも時間の問題なのかもしれない。
というか、既に現れている、ということを重く受け止めるべきなのか?

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プロフィール
HN:
かずお爆弾
性別:
男性
自己紹介:
千葉が好きな普通じゃない日本人。最近ピアニストに転身した元ギタリスト。単車キチガイ系シンガーソングライダー。ニトロ爆弾/BOOViES/韮。大型二輪:DSC1100 四輪:ソアラZ20。県立千葉高校 → 千葉大学工学部機械科、ジークンドー卒。ライブのお誘いお待ちしてます。民主主義反対!
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