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俺は未解決事件、失踪事件が大好物なのである。
言い方は不謹慎かもしれないが、絶大な興味をそそられる。
あの事件を追え、みたいな番組はどんどんやってほしい
風化を抑止できるし、有力が得られるかもしれない。現に放送後に自首してきた例を俺はハッキリ覚えている。

今日はテレビ朝日でそんな番組をやっていたので見たんだ。
すると超能力者が、失踪した子供の両親に「残念ながら亡くなっている」と伝えるシーンがあった。
それが彼の透視の結果なんだそうだ。
泣き崩れる両親。慰める超能力者。
俺は強い違和感を感じた。というか怒りすら感じた。

俺は超能力をほとんど信じてない。
霊魂とかにいたってはありえないと思ってる
したがってそれを読み取るなんて能力があるはずがない
なんかそういう実験結果とか、信頼に足る結果がちゃんとあればいいが、どれもこれもどうも胡散臭い。
むしろ調べれば調べるほどこういうのはデマカセor科学的、心理学的な証明がついてしまう事例ばかりが浮かんでくるのだ。
第一、物質もエネルギーも分解されて、思念だけが残るなんてことがあり得ない。
地球は四角いかもしれない、カラスは白いかもしれないというのと似たようなレベルの仮説じゃないだろうか?
それが妥当性のある仮説かどうかは、少し考えれば誰にだってわかるはずだ。
したがって、俺は信じないのである(信じたいという期待はある)

でも俺が当事者の家族だったら、それでもいい、それでもいいから少しの可能性でもあるなら、それが超能力がなんだろうが懸けたい、そう思うだろうな。
このときばかりは神でも悪魔でも信じるだろう。
そうして藁にも縋る思いで調査を依頼した両親の気持ちを考えると、いたたまれない心地になった。
これは、実在の事件なのだ。
オカルトは好きだが、飽くまで娯楽の範疇だ。
俺からしたら娯楽で切り捨ててしまえるような絵空事で、両親の希望を断ち切っているように見えて、俺は非常にわだかまりを感じた。
「当たるも八卦当たらぬも八卦」という心構えだったなら別だが、番組は両親に事前にそんなふうに一言でも断っておいたんだろうか?

これで祈祷料だのなんだの詐取したりしてない分相当マシだし、こういう番組が事件解決の手がかりを掴むことも知っているが、やるんだったら番組の趣旨をハッキリさせてほしい。
霊能者とか呼んで娯楽としてやるなら娯楽、家族のために調査をするなら信頼に足る科学的見地から調査してほしい。
まさか霊能者も仕込みで、番組制作のために家族を奈落の底に落とした、なんてことはあるまい、と祈るばかりである。

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プロフィール
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かずお爆弾
性別:
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自己紹介:
千葉が好きな普通じゃない日本人。最近ピアニストに転身した元ギタリスト。単車キチガイ系シンガーソングライダー。ニトロ爆弾/BOOViES/韮。大型二輪:DSC1100 四輪:ソアラZ20。県立千葉高校 → 千葉大学工学部機械科、ジークンドー卒。ライブのお誘いお待ちしてます。民主主義反対!
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