忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ふと,ラーメンを食いながら思った


Ben E Kingのスタンドバイミーとかパーシースレッジの男が女を愛するときとか,50~60年代のR&Bやポップスってやっぱいいなあと思うんだよ
今の時代だって,音楽ろくに聴かない奴ですら知ってるだろ?

で,今こんだけ音楽が飽和してyoutubeに素人が投稿できる時代だってえのに,いまひとつこういった一線を画した名曲ってのはないように思えるんだ
というか既に80年代以降ないように思える

別に昔は良かったなあなんて短絡的な懐古主義に走るわけではないが,でもやっぱりこの感じは否めない.


俺は思うのだが,あらゆる音楽が手に入るようになった分,現代の俺たちはかえって先入観に束縛されているような気がするんだ

ジャンル分けがその要因の最たる例だと思う
その昔はR&BとR&Rの相違すら曖昧だったと思うけど,今じゃアホみたいにジャンルが細分化されたじゃんか
例えばロックとメタルは違うっていうしメタルはメタルの中でもスラッシュとシンフォニックじゃ音楽も思想もファッションも全然違うわけだ
パンクとロックだって全然違うしな
昔はなんでもかんでもR&Bって呼んでたらしいが,今じゃラップやHIPHOPをR&Bと呼ぶ人はいないだろう

まあどんな音楽かを説明するのにはジャンル分けってのはやはり免れないと思うのだが,
「あ~メタルかっけ~な~」って思った人はやっぱり
「やっぱHR/HMだったらリフから曲作るっしょ~」
「ギターソロないとだめっしょ~」
とかなると思うし,
「ハーコーだったらやっぱ速くなきゃダメっしょ~」
「歪んでなきゃダメっしょ~」
みたいになると思う.

こういう風に,知らず知らずのうちに我々は既存の音楽に束縛されてしまっていると思うのだ
簡単に先人の音楽が手に入ってしまう時代だからこそ
ジャンルは良くも悪くもブランド化するのである
今じゃジャンルごとに分かれて市場が確立している感があるしな
ブームがとっくに過ぎたって言われてるV系だって未だにファンが沢山いてメジャーなバンドも沢山いるわけだし

こういう時代に生まれた我々だからこそ,かつてのスタンドバイミーみたいにシンプルにも関わらず至高のコード進行すら作りだすのが困難になっているのではないだろうか
盲点になっているのではないだろうか
というのをさっきふと思った

ビートルズだってあんだけ曲たくさんあってつまらないメロディがほとんどないからね
彼らが解散して40年来の音楽も色々聞いてはきたものの,何故これを超えるバンドに未だに出会えないのか
この疑問を抱いているのは決して俺だけではないはずだ
過去が美化されるってのは人間の本能だが,それ以外に何かやはり理由があるように思われる

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
かずお爆弾
性別:
男性
自己紹介:
千葉が好きな普通じゃない日本人。最近ピアニストに転身した元ギタリスト。単車キチガイ系シンガーソングライダー。ニトロ爆弾/BOOViES/韮。大型二輪:DSC1100 四輪:ソアラZ20。県立千葉高校 → 千葉大学工学部機械科、ジークンドー卒。ライブのお誘いお待ちしてます。民主主義反対!
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析
忍者ブログ [PR]